2023年の振り返り
お久しぶりです。アマナツです。
いきなりの本題ですが、こちらの界隈に復帰したこともあるし年の瀬ということで、無計画ながら2023年の振り返りをデッキレシピにて簡単に振り返っていきたいと思います。
解体済も含めるとちょっと量が多いし一部デッキはブログ、ツイッターで紹介済なのでざっくりで紹介していきます。
1.【紺碧の帰還】-解体済
11期になり強化されたリチュアパーツを触ってみたいと思い、復帰後一発目に組んだデッキ。
過去にツイッターやブログで何度か紹介しているので言わずもがなという感じもありますが、リチュアorディーヴァからスプライト展開で展開を伸ばしつつ次ターンでの儀式展開の準備が出来、復帰前に組んでたリチュアより随分デッキに触れるカードが増えたことを実感しました(時の流れって怖い)
個人的所感としてランク2で展開や妨害に繋がるカードが少なく、どうしてもメルフィーやスプライト前提になってしまうのでオリジナリティ要素が少な目な感じになってます。
好きなムーブとしてはディーヴァからムーラン2ハンした上でのスプライト展開や承影リトルナイトを無理せず組み込めてる点ですね。
とりあえず復帰するまでに出た色んな汎用カードに触ってみようって期間だったので、方々から強いムーブ、展開ルートは参考にしていました。
2.【植物PANK】-解体済
7月のDAグンマ参加の前後で組み始めたデッキ。
明確な没デッキだったため、特にブログやツイでも語らなかったので今回が初掲載。
手垢のついたカテゴリや組み合わせでも自分の中では3年半の間で出たカード全てが初見で新鮮であったため、何かぶん回しの出来る展開デッキを組みたくて構築
フォクシーチューンが効果で墓地に送れるから、ステイセイラロマリンの効果を起動出来るところから植物に寄せ、PANK組でメリアス→ジャスミンで色々遊べそうと思い軸が決定。
ティアラメンツ展開でドラゴスタぺリアを出したり、ディスパテル等の大型制圧系を並べる終着点にしてましたが、如何せんなんでもできるを体現したデッキで展開手段が多すぎて持ち主のキャパを超えてしまったのが没になった主な要因に()
没になったもののフォクシーチューンの手札から切って展開する効果+効果で墓地に送られた場合展開出来るカードのコンボ、ネコーンでペルレイノにアクセスすればリダンを立てつつティアラメンツが効果で墓地に行くので融合出来る点とか色々コンボ・ギミック自体は割とお気に入りです
3.【desire to control】-現存
復帰とほぼ同時期に発売された新弾の中でVSカテゴリの独自性が面白く、何か混ぜ物が出来ないか考えたところがスタート。
そういえば復帰後で現存してるデッキの中では最古のものがこれになりますね。
このデッキはA+Bによる展開は特になく、終着点の組み合わせだけを意識したデッキなので混ぜ物と言いつつ純デッキのような側面がかなり濃い感じになってます。
使った所感としては魔轟神要素をもっとスマートにアクセス出来れば納得する仕上がりになるんですが、現状ヘヴィヴォーガーor増Gのドロー頼りかキャッチコピーで余裕があればという感じになってるのがあまり綺麗でないのが課題点。
良い感じのサーチャーが来年来てくれれば御の字ってところですかね()
4.【アンデッドガール・スレイヤーファルス】-解体済
今ではオフ会で見ない日は無い罪宝・ディアベルスターを使いたくて相方にアンデを選び、令和のシンクロアンデをやりたくて組んだデッキ
ゴブゾンを幻罪宝やディアベルでコストに充て、馬頭鬼のサーチ→PANKで切って何度でもゴブゾンを使い倒し大型シンクロを並べることをコンセプトにしていました。
(先ほど没になった植物PANKから一部着想を得ています)
とにかくルーラーやジアンデッド辺りで大量に墓地肥やしをしてアンデ展開をしても良し、ディアベル周りとアンデを握れていれば赤き竜+12シンクロが並ぶのでコズミックまで並べていきます。
8-9月で作成しAAオフや一部オフで使っていましたが、カオスルーラー禁止になったことにより解体することに。短すぎた寿命
余談ですがデッキタイトルはその時にやってたアニメのタイトルをパクりました
5.【天獄大魔境】-解体済
こちらも上のデッキとほぼ同時期に着想を得て、8-9月の間で作成、解体されていったデッキ
このデッキも数人に見せたのみでほぼ紹介することも無く解体されていった所謂没作といったところです。
ダイノルフィアの何かする度にライフ半減する点やケントレギナの馬鹿打点を何か悪用出来ないか考えて、そこを軸にデッキを作成
パターン1は単純ですがフレンジーでケントレギナ→コピーしてもう1体ケントレギナが並ぶことから、そのリンク先にアークロードパラディオンを出せば雑に10000打点を作れる点
パターン2としてダイノルフィアカウンターで相手のカードを制圧しつつコンスタントに自分のライフを半減させまくり、返しのターンで時戒神ハイロンでお互いのライフが同じになるようにバーン→ディプロスで500バーンで〆
という勝ち筋2つを用意し、どちらか行けそうだったらそっちで舵を切って遊んでくデッキでした。
ただ実際使ってみて、相手が貫通力あるテーマを使っていたり、場以外で効果を起動し展開するテーマが多いと何も出来ずに死ぬことがあまりに多く没になりました。
具体的にこの時期ホルスがめちゃくちゃ流行っており、存在がダイノルフィアメタ過ぎて何も出来ず消滅することが多々あったのがきつかったなぁと。
コンセプトとそこに行くための手段がスマートじゃなかったために運用できなかったという自戒の念を込めて今回掲載することにしました。
6.【冥界たられば娘】-現存
以前紹介したガスタとホルスを組み合わせたデッキ
詳細についてやデッキを作ろうとした経緯についてはブログに記載されてますので、そこから新弾によって変更点について今回は記載していこうかと思います。
・バスター関連→緊テレを初動で使ったり使い回しが強く出来るため採用
後述の幽世離レの②で戻す筆頭としても強い1枚
・カルノール→ホルスで切って強い1枚で且つ相手が高打点を立たせなかった時にコーディネラルで押し付けてガスタによる自爆特効ラインに充てる1枚
ガスタ関連しか引けなかった時のごまかしの1枚として使えたり、各種コストとして損失を気にせず切れる1枚として採用
・幽世離レ→システムクリーチャー系を除去しつつ自爆特効ラインを確保できる1枚
ロードZやリトルナイトで一時除外してるカードを戻すと強さ1.5倍(当社比)
デッキ自体がそれぞれのカテゴリの強みを活かしたシナジー重視デッキのため、肉付けするカードが割と色々言い訳出来るので見た目以上に安定感ある仕上がりになってます。
7.【偽典神話】-解体済
こちらに関しても以前ブログに詳細は記載している上に今回解体しちゃってるから書くことがあまりない状態ですが。
このころはデッキ構築欲がノリに乗っており7月の新弾で出たカテゴリで3デッキ、それ以外に1種類と4デッキ分ギミックやアイディアが出まくってた時期で復帰前の動画やってた頃並の短期間でデッキ作成率だったなと振り返り記事書きながら実感。
色々試行錯誤してましたが、スネークアイからのアセンブリーナイチンゲール+フルアーマードエクシーズによる強襲ワンショットは割と好みのギミックです。
他にも新規カード同士のシナジーが色々あって、個人的にはここら辺でデッキパワーをワンランク上げられた実感があります。
崩した理由は後述するデッキがこのデッキの大枠を利用するため、出来自体は好きだったものの色々なカードを試したかったため解体することに。
8.【不死之酉】-現存
復帰前から何度も擦ってるカードの1枚、地縛神Aslla piscuを使いたくて組んだデッキ
溟界初動でギガンテックスプライト→キティキールでアスラピスクを落とし、次ターン以降ジオグリフォンやネフィルアビスでアスラピスクを蘇生し、デモンズゴーレムやリトルナイトで繰り返し除外し相手の場を絨毯爆撃するデッキになってます。
今回の改定でビッグウェルカムが準制限になってしまった点や初動による手札消費の多さによって盤面を崩された時のリカバリーが取りにくい点が今の課題となっています。
終着点まで行くために数ターンかかるデッキなので、持久戦に持ち込めるよう耐久力を伸ばすか、準備する際の消費を減らし強い立て直しが出来るように構築を見なおす所存です。
ここ最近溟界の強さが界隈に広まった様で、自分が思ってるよりかなり”ヤ”ってるカードなので界隈のルート研究成果を見守りたいと思います()
9.【甌穴】-現存
以前大本のデッキについてはブログにて紹介、自分のブログにしては珍しく反響が大きくありがたい限りだった1作ですね。
今現在はレドックスの帰還やカジュアル環境界隈の動き(というより普段遊んでる人らのライン)がだいぶ変わりつつあり、ちょっと構築を見直したいと思ってはいます。
先行を取れれば蟲惑魔や芝刈りムーブでテンポ取れるんですが、後攻だと割と相手の妨害を踏み抜いて展開することが出来ずじゃんけんゲーになってしまってるため、低速環境で遊ぶようにデチューンするか汚さ覚悟で貫通札を盛り込みある程度コンセプトを捨て去るか悩んでる状態になってますね。
ここ最近作ったデッキの中でデッキ構築時のシナジーによる理想と本番環境での後手=死という現実の乖離に頭を悩ませており、来年もしばらく長引きそうな課題点となっています。
10.【Providence】-現存
7にて紹介した【偽典神話】の大枠を借り、ロー関連のカードの追加及び未界域を厚くすることでクロシープ+ダイナモンドで両ターン手札交換しつつ展開&除去による干渉力を高めました。
代わりに幻影騎士団やX関連の要素をだいたい抜き、より儀式に対するウェイトを重くしつつ初動の安定性を向上させる方向に舵を切りました。
オフ会でよく見るカード詰め合わせみたいなデッキになったので、いつか制限改定で斬首されそうなので寿命迎えるまでオフで暴れさせようと思います()
11.【ヴァンパイアゴブリン】
コンセプトはヴァンプオブヴァンパイアで装備したカードをエニグマスターで出力すれば再度装備化を狙いつつ奇襲性を高められるのでは?という着想から
その後PPの情報でアザレア・テンパランスの情報も出て、このお陰で盤面にマスカレーナ+エニグマスターがいれば相手ターン中にアザレアで装備化→エニグマスターで装備状態の相手モンスターを場に出力出来るようになりました。
更にこのデッキは2や4で既に出してる通りゴブゾンを使い倒すことを念頭に置いているデッキでもあります。令和の世でターン1書いてない方が悪い。
ランク3組める状態からゴブリンライダー初動でアンデルートにタッチしつつ、墓地に爆音クラッタ+ゴブゾンを置きつつ場にシューティングライザーを展開
相手ターンに場のX素材を剥ぎクラッタ+ゴブゾンが蘇生され、ライザーでアクセルシンクロしてエニグマスターを出し、ヴァンパイアの幽鬼の効果でエニグマスターをリリースしてヴァンプを出せば条件自体は達成できます
難点として昨今の遊戯王、起動効果持ちほとんどいなくて基本召喚、特殊召喚成功時発動する効果ばっかなので相手ターンヴァンプするためにはとりあえず効果解決するまで待たなきゃいけないの地味にキツイです(相手からすると見えてるカードだと余計に)
なのでなるべく自分ターンに何するかわからせないように中途半端に場を散らかし、相手ターンで展開途中でのアクセルシンクロ+ヴァンパイアアウェイク→使い魔でサーチして奇襲戦法を取ることで上記の懸念点をカバーして効果を通してるつもりです()
令和の世だと名称ターン1付いてないことに歓喜する一方、タイミングを逃すテキストで悶え苦しむことも多々あり、昔の遊戯王のテキストに複雑な心境を抱いて遊べるデッキになってます。
どうでも良いですがこのデッキの一撃必殺居合ドローでのキル率無駄に高くて外すに外せないでいます。
12.【L'Aiguille creuse】-現存
リチュアに始まりリチュアに終わる、2023デッキ振り返りラストはこちら
今年ももう1か月で終わるって時に新弾ターミナルワールドで氷結界の鏡魔師という水属性に革命レベルでの強化が来て、流石に触り得過ぎたので急遽作成した1作になります。
ディーヴァ1枚初動でスプリンド経由で鏡魔師にタッチ、そこからプリマドーナでリチュアパーツに触ることでギガンテックじゃなくても儀式まですぐに伸ばせるようになりました。
更にディーヴァ初動で竜騎隊に振れているため、そこから彩宝竜を展開していればトークン+彩宝竜で氷魔竜orアリオンポスをSS。
前者なら手札の竜騎隊を切って晶壁バウンスしつつリチュアパーツに、後者はキーフやシフ除外してゴーティスタッチへ行けるため状況に応じてネーレイマナス以外の妨害や返しの準備に繋げられます。
ゴーティスパーツが落ちていれば承影のパワーが底上げされたり、アリアでゴーティスを除外しながら展開出来るので貫通札として1枚1枚の噛み合いがしっかりしてて初期に組んだリチュアに比べパワーは格段に増したと思います。
今のお気に入りの1作でありますので、詳細についてはいつか単独ブログ記事にて紹介したいと思います。
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というわけで駆け足になってしまいましたが、2023振り返りで計12デッキについての紹介記事になりました。
1つ1つのデッキの初動展開や細かいギミックについて書きたいところでしたが、時間が無かったりして書けなかったことが悔やまれます。
今年の上半期終了間際に思い切って復帰し、その後はデッキを作っては崩し作っては崩しを繰り返しオフやフリー会、ツイッター等で活動報告を残すことが出来たと思います。
7月頭にDAグンマに参加させて頂いたのを契機に、過去最大の規模になっていたAAオフ初参加や昔馴染みによる新しい遊びの切り口になった血糖会、年末はTCGバー的なゆったり大人として時間を楽しめた悪鬼羅刹会や10年来のあの頃の知り合いに戻れたばっちょオフと多種多様なオフに参加させて頂きました。
今年1年は本当に復帰前以上に人の縁を強く感じましたし、こうして1プレイヤーとしてこの界隈に戻れたのは一緒に遊んでくれたりツイッター上で反応してくれた方々のお陰だと思っています。
来年はより視野やフィールドを広げて、自分らしさを発露できたらいいなと思っております。
時間僅かとなりましたが、良いお年を!
最強新弾だったAGOVと上期のデッキ紹介 パート2
前回の続き!(省略)
今回は復帰後初のレギュラー弾AGOVで出たカテゴリを主体としたデッキ2作について紹介していきます。
AGOV、ここ最近で一番剥いてて楽しいパックでした(25thシクリトルナイトを買ったその日の夜に取り置きの新弾から同じものを引いたのはまた別の話)
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